著者:水野里香(Belle Posent[ベルポーズ]) 代表)
お節料理の代表格である黒豆。
色々な煮方がありますが、私はぷっくりつやつやのしわのない黒豆が好きです。
煮豆はハードルが高いと思われる方もいらっしゃいますが、実はこのやり方にしてから失敗したことがありません。
前日の夜に準備をしてしまえば、あとはことこと炊いていくだけなので、今年は手作りの黒豆に挑戦したいと思われる方、ぜひお試しくださいね。
「黒豆」
材料
黒豆 350~400g(袋の内容量によって適当でいいと思います。)
砂糖 220g(上白糖ならこの分量、甜菜糖や三温糖を使っている方は20gくらい多くしてもいいかもしれません)
醤油 大さじ7
重曹 小さじ1
水 2L
1 前日の夜の準備
黒豆はボウルに入れてかぶるくらいの水に浸し、手ですくうようにして洗う。欠けた豆や汚れはきれいに取って、ざるに上げて水気を切る。(あまり長い間ざるに置いておかない)
2 深さのある鍋に水2Lを入れて沸騰させ、火を止めて砂糖、しょうゆ、重曹を入れ、混ぜたら洗った豆を入れて、一晩おいて豆を戻す。
3 朝、鍋の蓋を取って強火にかける。煮立ったら水100ccを入れて、表面と中身の温度をできるだけ一緒に保つ。
4 浮いてきたあくをすくい、再度沸騰したらもう一度100CCの差水をして、そのあとはアルミホイルで落し蓋を作って弱火でコトコト煮る
こんな感じでアクが浮いてきます。
お水を張ったボウルを置いておいて、すくったらそこへ、という感じでひたすら取ります。
アルミホイルを適当に丸くして落し蓋。
※常に豆に煮汁がかぶっている状態を意識すると、シワが入らずぷくぷくになります。
5. 鍋蓋を少しずらし、そのままことこと煮ていく。
親指と人差し指で豆の縦をきゅっと挟んだとき、横にぐしゅっとつぶれるくらいまで煮ます。
柔らかくなったら火を止め、冷ましながら味を染ませる。